平成23年度 サンテクノ技術セミナー

目的

平成23年1月より、課長中心の技術セミナーを開催します。
下記に案内します勉強会、講座、研究会は、各月1回土曜日または日曜日(8時間)を利用して
実施します。また、毎週どこかで講座が開かれていますので自由に参加することができます。
ちょっと時間に余裕がある方、是非いずれかの講座に参加し、自分の苦手な技術、違った分野
の技術、挑戦してみたい技術を身に付けて、この厳しい状況をうまく利用し、自分の明日の未来
に役立てていただきたいと思います。
多くの方の積極的な参加をお待ちしています。

講座名

講座名

担当者

パワーエレクトロニクス研究会

森社長

各資格試験勉強会

佐藤課長、清水課長

画像処理講座

水野課長、木子課長

電子電気講座

岡本課長

アイデア商品研究会

大村課長

材料力学(初級)講座

田辺課長

TOEIC模擬試験

北川課長

各講座の概要

『パワーエレクトロ二クス研究会(略称:パワエレ研究会)ご案内』

主宰者: 社長 森 照雄
1.目的:
現状、我社として差別化技術が、これと言って無い状況であり、人材も育っていない。技術を
商品とする我社としては、とても恥ずかしいことである。強い活力のある中小企業にするには、
スーパースター(アウトロー)にする人材育成です。若い社員らが新たなテクノロジーにワクワク
し、好奇心豊かに先端技術をチャレンジする勇気とその基盤になる基礎学習を学び、将来に
向けて“技術”を商品にする真のサンテクノ社員作りを目的とする。
2.内容
 @単相100V3kVAのUPSを設計、製作する。最初は、制御用スイッチング電源の設計、
 製作、試験からはじめ、1年を掛けて、全体効率を追求し完成させる。さらに、系統連系、即ち
 パワーコンデイショナ機能を付加する。CPUは、H8-3052F、ソフトは、H8/300シリーズ
 のアセンブラとC言語混合環境での開発を行う。最終完成目標としては、単相100V3kVA 
 2台で単独UPS機能及び直列運転で200V6kVA機能と系統連携運転ができるUPSを製作する。
 参加者は、講座スタイル(受身)でなく、設計、試験、製作等の手伝い方式(助手)で行います。
 基本的な成果は、Webサンテクノ・データ資料室にて順次公開する。
 Aプラズマ関連電源装置の基礎研究
 ・高圧用ZCTの開発、これは、安全対策の一環として人間に触れた時、瞬時に電源を遮断する。
 ・低コスト型プラズマ電源の開発を前提としたトランスの工夫など製品化までの調査、実験
3.参加すると・・?
各種スイッチングレギュレータ、フェライト、インバータのソフト、ハードの設計製作を経験するこ
とにより電気の基礎から応用まで強力な第二のスキルになり将来が明るく自信を持てるように
なる。但し根気よく継続のこと!
4.勧誘と研究会実施日
今後は、環境とエネルギーの時代、このチャンスに、パワーエレクトロニクスの技術をマスタしま
しょう。余暇の有効利用を実現させましょう。みんなと同じ過ごし方ではなく、自分の時間を将来
に投資する!若い時代は、嫌なこと、困難なことに投資しましょう。
実施日は、年間行事表にありますが実際はこれ以外の多くの時間を使います。
その他の実施日は、新たに開設するパワエレ研究会の掲示板でご案内します。

『電験3種勉強会へのお誘い』

電験主宰者: 技術1課 佐藤 強
今年も早々(初回、1月8日)から、電験3種勉強会を計画しています。今年の反省や勉強会に
参加した皆さんからの声も踏まえて、皆さんがより勉強会に参加しやすい環境を提供するため、
以下のように変更してみました。
今年勉強会は、
◎      第1若しくは第2土曜日の開催としました。(昨年は日曜日開催)
◎      グループ化による勉強会(個人への負担集中を避けるため、グループ内で調整可能)
◎      各科目の各項目ごとに深く掘り下げる講義
この変更が改善効果となり、勉強会参加者全員が1科目以上の科目合格を達成するべく、この
勉強会を盛り上げていきたいと思っています。
昨年後半の全社発表にもあったスマートグリッド、プラズマ電源、力率改善装置などの将来、
期待できるサンテクノ製品を開発する上で必要となる基礎理論をこの電験3種勉強会で一緒に
学んでいこうではありませんか。

『2011年度 情報処理講座』

主宰者: 技術3課長 清水 利弘
今年度も引き続き情報処理試験の勉強会を計画します。
情報処理の資格は、情報処理技術者としてコンピュータスキルと知識+αの能力が求められる
ところがあります。情報処理技術者はコンピュータ関連で唯一の国家資格。取得していることで、
企業にとっても個人にとってもチャンスが拡大することは間違いありません。学力レベルもこの
クラスになると普通の学力レベルではまず無理。基礎学力、努力、体力、気力共に、人並み以上
は必要でないかと思います。
ということで、月一回8Hをみっちり勉強して情報処理試験の資格を制覇したいと思います。
今年は、この講座の取得する目標試験レベルを「応用情報処理技術者」と設定いたします。
もちろん、「ITパスポート」「基本情報処理技術者」「高度(プロフェッショナル)試験」を目指しても
かまいません。一人でも多く合格することを目指したいと思います。
是非スキルアップしたい方参加をよろしくお願いいたします。

『2011年度画像処理講座について』

主宰者:技術部2課長 水野 昌次郎/開発課長 木子 昌純
検査の世界は、まだまだ目視検査が主流です。人による目視検査を実施しているわけですが、
人は機械と違って疲れてくると見落とし等検査精度が変化します。そこで、検査精度の均一化
と、不良品を製品として世の中に出してしまわないようにするため、近年画像処理の需要が高
まってきています。昨年度は、ゼロからの出発でした。『VBの講習』からはじめ、『画像処理とは』、
『Halcon HDevelop操作方法』の講義を実施、デモを交えながら実際に受講者にHDevelopに
よる簡単な画像処理を体験してもらいました。
しかしながら、画像処理を開発するためにはそれなりの技術を習得する必要があります。来年
も基礎を含めた画像処理の講習会を、水野課長と一緒に実施していきます。今の自分のスキル
にプラスして覚えたいという方は是非ともご参加下さい。(今年の参加者は、延べ270人、1回
平均で22.5人、他企業様からも多数参加)
【内容】
 1.画像処理の基礎  →何も知識がない人でもわかるように、入門講座から実施いたします。
 2.製品の開発     →1年間で製品を開発します。
                (例:飲料水関連の外観検査装置、部品の不良品検査等)
 3.研究         →ステレオカメラ技術
【身につく技術】
  ・画像処理全般の知識
  ・Halcon HDevelopによる画像処理開発知識
  ・プログラミング技術

『アイデア商品研究会のご案内』

主宰者: 技術6課長 大村 和弘
皆さん“俺の作品”をやりませんか。
Webや口コミでHITしたら嬉しいじゃないですか。これがきっかけで利益になったら友達や彼女に
俺が設計したって自慢できるし、何よりも自分達の力で会社を動かすことが可能になります。
客先に居るだけでは一生楽しめませんよ、だからまず殻を割ってアイデア研究会のメンバーに
声を掛けてみて下さい、中には工具一式を買った人、オシロスコープを買っちゃった人などちょ
っと変で、クセがあって、特徴的な人ばかりですが社長の言われる伸び伸び野球が出来る所は
アイデア研究会だけです。
今年もお食事会、温泉ツアー、お楽しみ、etcなども幹事が計画しています。
こんな研究会でも昨年はたった11回のミーティングで作品“はかりん”を完成させることが出来
ました。それは強力なリーダーさんやweb設計室、毎度の宿題資料作成など一度入ったら抜け
出せない恐ろしいシステムとなっているためです...と、いうのはウソで皆さん結構適当にやっ
ていますが完成が近くなった9月頃から午後3時を過ぎると誰も雑談してくれない、6時になって
も帰らないという怪奇現象が続いています。(6時からは毎度近くの居酒屋で2次ミーティング
であります)
今期の内容:
まずは、はかりんの完成度が実験レベルなので商品として完成させていきます。
もう一つはコンセントの見える化をやります。当社主力装置の電源機器をサポートするアイデア
隙間商品でコンセントの消費電流や電源品質などを測定し、ユーザーが一目で状況を確認
出来る装置です。各コンセントからの情報は電力線搬送やはかりんなどの微弱無線あるいは
Zigbeeを想定しています。
開発に必要なアイテムはマイコン、グラフィック表示、電源知識、電力線データ転送技術ですが
トライしてみたい方、怖いもの見たさの方、お近くのアイデア研究会メンバーに是非お声掛け
下さい。

『2011年度 電気電子講座の御案内』

主宰者: 電子技術課主査 岡本光生
ミュージシャン、デザイナー、陶芸家、プログラマー等いろんなジャンルがありますが、その活動
の源はものをつくってゆく喜びでしょう。細かく見れば創る、造る、作ると異なってはいますが、
自分で考え、形にして、完成させたものが、狙い通りであれば、嬉しいのは電気系技術者も同じ
であり、それでこそ設計冥利に尽きるというものです。
しかしながら、それには基礎が必要です。歌や楽器の演奏が出来ず、楽譜も読めずにミュージ
シャンの喜びなど得られるはずがないのと同様、電気の知識、回路を組立てる技能、測定器を
使うスキルがなくては、喜び云々という以前の問題です。でも、今の業務はその方面から離れ
ているし、自分でそういったことを身に付けるのは難しいと考えている人も多いでしょう。でも
心配はご無用、そう思っているあなたにぴったりの講座があります。それが電気電子講座です。
電気電子講座では、回路設計、マイコン組込みソフトの制作、回路の製作、波形の計測、動作
確認まで電気系技術者に必要なことを体験できます。回路や部品の動作原理も解説しますから
製作した回路の動作チェックも自分で行って、うまくいかなければ自分でトラブルシュート。
今年の講座で超音波距離計を作ったとき、受講者の桜井さんの作った基板がうまく動作せず、
トラブルシュートとなりましたが、少しヒントを与えただけ。自分で不良箇所を見つけ直しちゃい
ました。
このようにして、技術をアップしていけるのが電気電子講座のいいところ。既に技術力を持った
メンバーがどんどん自分に割り振られた部分を作っていくのがアイデア研究会だとすると、あま
りスキルがない人がレベルアップを図っていくのが電気電子講座だとも言えます。必要なのは、
休まず続けて技術を身につけてやろうという気構え。それがあれば、やっていけます。
まだ、講座に入っていない人も既に別の講座に入っている人も参加のほど御一考下さい。
なお、講座は基本的に月1回土曜日開講の予定です。

『材料力学(初級)講座』

主宰者: 技術5課長 田辺稔博
来年度より、「材料力学(初級)」講座を開始いたします。
難しい公式がいっぱいというイメージの材料力学ですが、機械設計等には欠かせない技術です。
しかし、材料力学とは公式だけのものでしょうか?
材料力学とは、実際の現象を扱いやすいように公式にあらわしたものです。ならば、その実際
の現象はどの様なものか?これを考えるのがこの講座の目的です。
内容は、どこにでもある素材、たとえば「ダイソー」のような100円均一で売っているもの
を使用して実際に試験を行います。その試験と公式を比較して内容の確認を行う予定です。
現在、業務都合により日程が確定出来ていませんが、興味のある方は下記アドレスまで連絡く
ださい。後日、日程を連絡いたします。
連絡先: t.tanabe@suntechno-kk.co.jp

『TOEIC模試のご案内』

主宰者: 総務課長 北川 雅基
今年は以下の日程で行う予定です。具体的日程は前月のサンテクノニュースで告知を行います。
2月12日、4月9日、6月11日、8月20日、10月8日、12月10日
TOEIC模試のウリは以下の通りです。
 ・ 問題として「TOEICテスト新公式問題集」を使用。(TOEICテストを主催している団体が
作成しており、実際のテストに近い問題で経験できます)
 ・ 客先での模試とは異なり、基本的に無料。
 ・ 自己採点ですので、点数が悪くても恥ずかしくありません。
 ・ 2ヶ月に一度計画していますので、日頃の勉強の成果を試すちょっとした腕試しに最適です。
奮ってご参加下さい。お問い合わせは北川までお願いします。

年間のスケジュール

開催月

パワーエレクトロニクス
研究会

各資格試験
勉強会

画像処理
講座

電気電子
講座

アイデア商品
研究会

TOEIC
模擬試験

1月

29日

8日

-

-

15日

2月

19日

5日

19日

26日

12日

12日

3月

5日

12日

26日

26日

12日

4月

30日

9日

30日

23日

16日

9日

5月

7日

14日

28日

28日

14日

6月

11日

4日

25日

18日

18日

11日

7月

9日

9日

30日

30日

16日

8月

6日

6日

20日

27日

20日

20日

9月

10日

3日

10日

24日

10日

10月

1日

8日

29日

22日

15日

8日

11月

26日

12日

12日

27日

12日

12月

17日

3日

-

-

3日

10日